北見発、『地域で暮らし続ける為に自分等でレールを敷く』
「高齢者110番の家」
これは、認知症高齢者の人など何らかの原因が重なり自宅等、目的地へ行くことができなくなったときに、ネーミングの強烈なこの『高齢者110番の家』に駆け込むことが出来ます。
1)高齢者110番の家の方は、自宅や警察110番へ連絡をしていただける。
2)介護相談の場所が不明である等の場面では「担当する地域包括支援センター等へ連携や番号を伝えること」の2つの働きがあります。
自分の住む地域でこのような環境が整うと、
高齢者の不安や認知症の理解が為され
悲惨な事故を防止する早期の行方不明の段階で近所の方等から気軽に声をかけさせていただくことができます。
わたし達は、知らない間に認知症の人を「自分から話すことはできない」
「何もわからなくてそんなこと訴えることはできない」とのかなり認知症が進行した状態をイメージしますが、
記憶の中にある目的地へタクシーを依頼し、
3時間乗車中の会話でも運転手さんは全く気づかず、
お金を支払う場面でようやく「認知症・・?」と気づいたと言う場面が多々あります。
ゴールデンウイークで久しぶりに会う遠方の家族等との場面でも
短時間では判断がつかないことも十分理解できますね。
また、早朝から夜遅い勤務形態では同居家族が一番気づいていなかったということもあります。
新たな認識が必要でありますね。