遺志を受け継ぐこと
昨日は思いがけない人の訃報の知らせをいただいた。
ある法人のトップであり、
組織や
何よりも、ご家族の気持ちを察すると余りあるものがあるが、
まだ若いKさんであり
「どの様な場面でも落ち着きを忘れず
マイナスの感情を入れることなく
冷静沈着に物事を考えていた人」との思いが強く現れてくる。
「人は皆、泣きながらこの世に生まれてきた」という言葉もあり、
与えられた人生の課題を乗り越え人生に卒業する時間が来たのかと思うと、
「この世の修行も終了しましたね。ありがとうございました」と言葉を届けたくなるが、
日々の出来事のプロセスが
自分の生き方となり、周りの人々にもイメージとなって影響力を与えていくのだろうか。
同法人のコーディネーター修了生の顔が浮かんでくるが、
苦しみや混乱が多いときほど、
せめて法人の人々には「ありがとう」のプラスのことばを忘れず、
今こそ丁寧に仕事に励んでいただくことがKさんの遺志を受け継ぐことになるように思われる。
訃報の知らせを伺う前に「ただごとではない」と
察することができた電話の主の誠実さも心に響いてくる。
人は互いに多くの人に支えられ与えられた人生を全うできるのかと、
ご冥福を祈ると共に人生を考える時間を授けていただいた。