きわさんに内閣総理大臣からの賞状が届きました。
内閣総理大臣 麻生太郎さんからの100才の賞状が届きました。
内閣総理大臣からという言葉に、平均87才の皆さんは表情を一変し目を丸くしていました。
日本の内閣の始まりは伊藤博文から始まり歴史を重んじていた高齢者の多くは内閣総理大臣の重みや100年を生きると言うことへの、ご苦労を心から感じ敬服している皆さんでした。
皆さんも、100才になるまで頑張って賞状をいただきましょう・・・と、声をかけさせていただくと、みなさん真剣に「はい!」と・・・・
きわさんは戦争にご主人をとられ、その当時の思いを認知症になって、より鮮明に思い出し「日本国ばんざーい!」と言いながら「子供に、どしたら食べさせてやれるのか」と、つぶやくような場面がありました。
夕日
生きること、生ききること、今までの人生の辛さを逃げることなく正面から戦ってきた姿に学ぶところがたくさんあります。
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認知症が進行したきわさんは入居当時「自民党だから!!」と急に大きな声で叫んでいました。「そうですか、私も自民党です」とスタッフが伝えると、介助拒否から満面の笑顔で介助をさせていただいた経緯がありました。麻生太郎さんの任期最終の仕事の一つは、100才のきわさんにとっても大事な日となりました。
せめて残りの人生は心静かに過ごしていただきましょう