認知症の方のBPSDから思うこと・・

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BPSD(認知症の行動・心理症状)昔の問題行動と言われていたものです。

 

 

 

認知症の人にも尊厳があります。

 

 

 

 

寝ているときのおむつ交換

 

 

 

 

私達もぐっすり寝ているときに起こされると決して良い感じはせず怒り出すことでしょう。

 

 

 

 

認知症になると、夢と現実の違いが不確かになり、こちらの都合で急に起こされたり黙ってされる介護から私達と同じように反撃に出るのがあたりまえなのです。
相手の納得なく勝手にする介護は、3倍返しのBPSDとなって戻ります。

 

 

 

 

 

 

しかし、介護者の真面目な人達は汚染されたパットを早く取り替えなければ、下着まで濡れてしまうのではないかと・・・
思いやりからの介護なのでしょうが、認知症と言う病気の理解、その人独自の今までの人生からの足跡をたどると、一律な介護は押しつけとなり想いは伝わらず攻撃となって返る場面が多くあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

トップ・リーダーの普段のその時の、その時間の介護者への指導が大事であり、指導に目をつぶると大きな出来事となって返って来ることは人ごとではなく、明日の我が施設かも知れないのです。

 

 

 

 

 

 

事件や事故を、どこの施設にもあるうる危険性を秘めていることをトップ・リーダー・主任達は特に肝に銘じなければなりません。スタッフ指導は自分自身も含めて、今後も現場でその時に、その瞬間に、その人が理解できるような言葉を用いて感情で怒るのではなく、冷静に心に入るように伝えていこうと思います。

 

 

 

 

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