湧別町
昨日は湧別町で
丸瀬布厚生病院のH先生や
遠軽町で丁寧な残存機能維持を在宅で支援されていた息子さんとご一緒させていただきました。
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H先生は過疎地の医療を目的に過疎地を捜し求め、丸瀬布の地に勤務していただいたそうです。
現在では高齢者に優しい最新の医療機器も導入し
担当する先生の朴訥な雰囲気は更に患者に安心感を与えているようです。
検査が必要な方には穴場と思わせていただきました。
驚いたことに先生が過疎地を選んだ理由の一つに
『阿弥陀堂だより』が自己紹介の中でヒントのようにありました。
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自分も生涯で同じ映画を何度も何度も足を運んだのは
この『阿弥陀堂だより』が初めてだったからです。
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後に当事高価だったDVD機器が家族が景品であたったり、
その後まもなく家族が中古の「阿弥陀堂だより」のDVDを見つけプレゼントしてもらいました。
今では、このDVDが手元にありいつでも見ることができます。
映画のストーリーは大きな病院でのストレスから
心身が疲労した医師が選んだのが過疎地の医療で、
村の人々の体を診ながら自分自身の内面の病気が癒えていくという
生きる価値観を思い知らされる場面でありました。
昨日は19歳から90歳の人々が遠くは雄武からもお越しいただきました。
80代を過ぎたと思われる女性が前列でメモをとる手に
生きる意欲を目前で感じさせていただき、こちらがたくさんの栄養をいただいた思いであります。
また、介護現場の人々も多く参加され
認知症の人を中心に両者に接近していただく貴重な場面をいただきました。
暑い中お越しいただいた皆様、
最後までご臨席いただいた副町長さんや役場の皆様、誠にありがとうございました。