穏やかな暖かな日差しが舞い込み、早速通所の皆さんと入所の皆さんで買い 物に行きました。

 12月の中も過ぎたというのに北見では珍しく気温が上がりました。
早速「買い物支援に行きます!」と、デイサービスの責任者とグループホームの責任者が調整し出かける事となりました。
ねらいは
①12月の師走を肌で感じる事
②昔ながらの雑貨屋さんを思い出し活性化していただく。
③認知症の人の理解をお店屋さんにもっていただく。

 車中は、鼻歌が出たり鼻歌を聞いて笑い出す方等、さながら観光バスの風景でした。

 お店では、いつも取引のあるご主人が気を利かし、リンゴを試食に提供していただいたりと、外も中も温かい雰囲気に包まれました。
店内は、お正月の「もち」が山と並んでおりましたが、その横にある「砂糖」に興味
をもたれた方がおり、にこにこと笑顔で満足そうに持ち帰ることができました。

 砂糖は、昔は今以上に貴重であり砂糖から正月の料理が浮かんだのだのでしょう。
 お店からの回想は、懐かしく元気な頃を思い出し帰りのバスの中も正月の話題でもちきりでした。
砂糖は、しっかりと自宅へ持ち帰ることが出来ました。

 認知症になっても、じっと同じ場所で待つばかりではなく地域へ、どんどん出かけて行くことが共に理解を深める場面となり、店の店員さんの笑顔は利用者様にとって心からのおもてなしとなりました。
地域の認知症の人も、高齢者も、みーんな邪険にされずに仲良く暮らせますように・・・

         エーデルワイス 総施設長