蝉蛻龍変
「蝉蛻龍変」の言葉が描かれた書中見舞いが届き
ご無沙汰をしている申し訳なさと感謝の思いが沸きあがった。
今期はまるで日程が合わず塾も欠席させていただいているが、
北見での来春の学びを勝手に予定させていただいている。
「蝉蛻龍変」(せんぜいりゅうへん)の言葉から考えることは、
誕生から今日に至るまで生かせていただき、
人生の中で経験したものを
どのように働かせていただくのか、
人によっては孫への生きることへの大事な会話であったり、
隣の認知症の人の支援や
ときには地域の青少年や隣人の悩みから経験を元に共に考える時間など、
人とのご縁からの発信が、
その人の人生を左右する場面へ転じることとなり、
親にも話すことができない悩みを持つ地域の子供等と
共に過ごす時間も
未来の子供の命を繋いでいくこととなり
大きな地域からの発信となる。
それぞれが、
今までの殻を破り
他者の苦しみを自分のこととして共に考え
身の丈に応じた支援をさせていただくことが
それぞれの人生の中における「蝉蛻龍変」になるのだと思わせていただいた。