「食育」と「食楽」
ホームにおける日々の暮らしの中で、
「よかったー」「うれしかった」「あーおいしかったー!」と、
事務所まで響いてくる言葉から、
言いのようない介護者の充実感を味わうことができます。
桃は今の時期のものでありますが盆が近くなると急激に値段が高騰します。
「今だ!」と、何度も足を運び購入した桃をきれいに洗い、
おやつにお出しさせていただくと、自ら手に取り感触を思い出し、
誰の手も借りずに自分の意思で丸ごと口に運ぶ果物は今の時期、そう多くはありません。
満面の笑顔で食する互いのご利用者の満足感は、
これまでの日々や過去の人性おいてのストレスを緩和させる働きとなったように
満たされた心から互いが肩を組んでほほ寄せる光景は
何とも「心の安心度」を見せていただいているようで、
認知症が進行しても感性は豊かに残されていることを教えていただけます。
食の大切さは、食育という17年8月に制定された『食育基本法』で示されておりますが、
子供ばかりではなく、
地域においても伝統ある食文化の喪失も基本法の背景になっているようであります。
老いてからも健全な食への楽しみや食から精神が活性化する「食楽」ということも大事です。
8月11日、地域食堂きたほっとは「終戦記念日定食」200円で提供させていただきます。
夏休み作品、竹細工つくりもあります。無料です。
認知症の人も、みんなが参加します。
地域の親子参加もOKです!
30名様までの申し込みを受付中です!