遠方からの友人と盆の16日
遠方からの友人が帰省と共に近況報告に立ち寄っていただいた。
ある縁がきっかけで、役割を進めるうちに
食事会や飲み会の回数と共に人生を語ることが多い場面となっていった。
4人の仲間のうち2名が遠方に飛び去ったが、
強い絆で結ばれたようである。
今日の友人は、明日から新たな人生の出発が用意されている。
老婆心ながら、
人生の先輩として少しばかり話をさせていただいた。
縁を続けること、
縁を続けさせていただくには、
大人の付き合い方を熟知することが必要であり、
相手の要望する範疇を過ぎると、ただのおせっかいになることであり、
その加減の按配が非常に大切であるように考える。
しかし、人は一人で生まれ、
一人で天に帰るのであるから、
一人でいることによる自分つくりは重要と考える。
今日は盆の16日、亡き人々がお帰りになる日である。
ホームの皆さんでついた餅を観音様を通し、
たっぷりと感謝の気持ちで亡きホームの人々や
ご先祖様に供えさせていただいた。
今世は魂の修行の場であると、先日の車の放送から流れていたが、
確かに、体は滅びても魂は存在するという言葉がある。
次から次と修行の場を与えていただいている昨今であり、
人とのかかわりは「忙しいときほど丁寧にさせていただこう」と今の自分の修行である。