インカ帝国展からみる人間
インカ帝国展
仙台に来ると、一度も外国には訪ねたことがないが、
エジプト展・今回のインカ帝国展と出会わせていただき感謝の思いが湧き上がる。
今回のインカ帝国展の開催は9月9日までというぎりぎりのところで出会わせていただいたが、
美しい幾何学模様や
文字は持たないが、
結縄(キープ)で情報を走る人(日本では飛脚か・・?)が
険しい山岳地帯を駆け巡り情報を届けていた。
しかし、文字を持たずとも紀元前からアンデスでは外科手術の『開頭術』を手がけており、
ナイフの代わりに黒曜石が使用され数対のミイラからも、それを見ることができた。
そのミイラでは眼球が残る美しい女性のミイラにも出会わせていただいた。
また、遺跡全体を3Dシアターで再現され、
王は「太陽の子」として崇められていたが、
その太陽の聖地に光が射し
鳥が飛び、水路を利用した作物は周りの自然と調和されとても美しい・・。
アフリカで誕生した人類、
地球上の人間は、いわば「みな兄弟」のような関係であるが、
この人対人の争いは、未だに進化されていないのかと疑問でもあり、
世界観から学ぶものが多く感じられた。