語り継ぐ歴史「北の光農場、北光社」
本日、朗読で開拓時代の食べ物を読ませて頂きました。
話の中に高知県の北光社団体が出てきたのですが、
今日の利用者さんの中に「お母さんが北光社団体だったんだよ]と
いう方がいて、お母さんを思い出されていました。
話に出てくるカボチャやいもが何よりの食事、
そして山菜や川の魚を獲って食べたという言葉に皆さん
「そうそうそうだったね!」「遊びながら獲ってたよ」と
子供のころを思い出され笑顔を見せて下さいました。
T様には「イナキビは餅みたいにして食べたんだよ。」と教えて頂き、
皆さん一斉に「おいしかったよね!!」と笑顔で話していました。
昔は食べ物にもとても苦労したと思いますが、
皆さんが笑顔で思い出されていたので
「困難も家族がいれば楽しい思い出になるんだなあ」と、
私のつたない朗読でしたが
皆さんに笑顔になって頂く事ができ回想法に繋げる事ができたと思います。
オンネネイ原野 山下
北光社のリーダーは坂本直寛です。
北海道に理想郷を求め移民しましたが、
移民団の皆さんは口では言い表すことがでないほどのご苦労をされたそうです。
彼が北海道民に語った自立農業や自立経済など、
今でも通用するような言葉も残されています。
身近な郷土の歴史からの学びは、祖父母に語られているようにすんなりと入ります。