良い縁にふれると良いことが起きる
障害を持つ子供等の素直な言葉に感動し
素直な行動に胸が高鳴る方が養護教諭で側にいることに
何だか心がほっとするように、
若い頃から認知症になったAさんも同じように、
元気な頃の解決できていない多くの課題を持ち高齢者の年齢を随分と過ぎた今でも
少しの刺激から、
忘れていた過去の苦さが再び表れたように戦い
声にならない擬音語で心のままに叫びだす。
しかし、チームの筆頭である医者からの助言もご家族へいただき、
ケアマネも含む、その人を取り巻く全員が話し合い、
現場の個別の考えを受容し、
もっとも大事なご家族支援をたっぷりさせていただくと、
天からのご褒美のように
不思議に
Aさんが落ち着きを取り戻す。
擬音語は、
われわれに、
「しっかりたのむぞ」と訴えているように
また、ひとつ教えられた思いがする。
障害をもつ子供も必要としてそこに生まれ、
若くして認知症を患ったAさんも
認知症になる前からの解決できていない課題をもち、
二重の苦しみの中にいる老夫婦を支えさせていただくことは、
定期的に在宅介護者へ”安心と言う水を注ぐ”ことや、
側にいる自分等に素直な考え素直な生き方が必要であることを教えていただける。
インカや
古代の日本においても
障害を持つ人々を尊重し大事に保護されていた時代があったことが判明している。
文明が進んだ今こそ、
真の意味で
地球上の生物が生きることの必要性を説き、
未来の地球上の人々が
「あの時代から変わったんだね」と言っていだけるチャンスが来ているようだ。