考えることは楽しい
管理者が業務を全て一人で責任をもってを行おうとすると、
職場内では誰も口出すことができず、その職場全体が疲弊するような場面となる。
管理者は管理者であり、指揮する者としてスタッフの才能を発見することが先決と考える。
まじめで職人気質の管理者は、すべて一人で最後まで貫こうとする人もいるが、
職場の中においては、
今、入社したばかりのスタッフが天性のものを持ち備え、
ただ存在するだけで皆さんが穏やかになるスタッフや、
笑顔は苦手でも帳票類の得意な人、
掃除や除雪がピカイチの人など、
それぞれの得意な分野を引き出すことにより能率よく気分良く働いていただける。
管理者やリーダーに求められるものは、人物を分析し得意な分野を発見することと同様に、
地域においても参加する”その人”の力を有効に活かさせていただくことで、
得意な役割から「自分を必要としている」と意義を感じることとなる。
しかし、地域には「何もできないけど参加したよ」という役割の人が存在しなければ、
成り立たないから楽しく、また、そのように気づいたことで更に楽しくなる。