便秘対策の問い合わせから

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一昨日、熱心な介護支援専門員より便秘について問い合わせがありましたので掲載いたします。あくまでもエーデルワイスの利用者様向けですので、各自、主治医様との連携をお勧めいたします。

 

 

 

 

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1.既往歴を知る

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2.既往歴から水分制限がないか知る。高血圧や腸に障害がある場合など早めの便秘の改善が必要。

 

 

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3.頑固な便秘の場合、病的に排泄困難な原因が潜んでいる場合もありますので早めにDrと相談をする。

 

 

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4.入居に至までの、およその排泄パターンを知る努力をする。

 

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5.排泄パターンが、確立されていない場合センター方式D3シートを使用する。

 

 

 

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6.朝一番の冷たい氷入り水や、牛乳、または乳酸菌を飲んでいただく。その方により反応が違うので把握する。D3シートに記録。

 

 

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7.トイレが自立であり、排便確認ができない場合は、排便後の臭いの確認をプライバシーを守りながら行います。D3シートに記録。

 

 

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8.または、入浴時の下着の交換時に少しでも汚染された付着物がついていない確認をします。D3シートに記録。

 

 

 

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9.この印のような汚染により、便が下まで下がっていることが理解できます。この時には、三食前の空いた状態時に6の物を提供したり、消化の良い食事の工夫を行い食事内容と摂取状況をD3シートに記録。

 

 

 

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10. 便秘の方は、往々にして水分を好まない方がおりますが、本人がどの飲み物だったら飲んでいただけるのかD3シートに記録。

 

 

 

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11.水分摂取が困難な方には“ようかん”つくりに使用する寒天を使用します。大型店で販売しています。本人の嚥下状態と好みのジュースでゼリーを作り、おやつの時間に全員に召し上がっていただいたり、食事の合間に召し上がっていただきます。 D3シートに記録。

 

 

 

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12.腸の蠕動運動が高齢と共に弱くなっていますので、体操の時間にお腹のマッサージを取り入れる工夫も大事です。また、入浴時には、優しい声おかけと共に心配していることを伝えながら腹部マッサージをおこないましょう。

 

 

 

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  ※ 必ずD3シートに本人の言葉を●で書き入れ、介護者の気付き○も記録に入れる。

  ※ 例:●すみません!○心配していることがわかっていただけたようだ。嬉しそうな表 

    情である。

 

 

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13.調理の工夫を行い、食物繊維の多い食事の工夫や夕食は寝るだけなのでお腹に負担のかからない油の少ない料理を提供させていただきます。D3シートに食事量を書き込みましょう。

 

 

 

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14.おへその下に丹田という急所があります。そこに手を当てて丹田に力を入れながらタンキングのように大声を出し、「はっはっはつはー」と笑うことも内臓の運動になります。

 

 

 

 

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15.最後には、鼻からゆっくり息をすつて、ゆっくり、ゆっくり丹田に集中して口からゆっくりゆっくり吐き出せないほど息を吐くことで副交感神経が優位になり、笑った後の気持ちをすーっと抑え、自律神経をコントロールする働きがあります。

 

 

 

 

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 ※ ・認知症の病気の方にでも、自分が行っている体操が何のためなのか、短く端的に 伝える事が大事です。

 

 

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16.本人が好きな会話・好きな食べ物・本人が会いたい人・電話をかけたい人・手紙をもらいたい人・本人が喜ぶ歌・本人が行きたい場所・

 

 

 

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・本人が光り輝いていた時代と、その時の職業・本人が起きたい時・起きたい時間・本人が見た映画(昔)・本人が生まれた場所・幼いとの 友人の名前・幼いときは何と呼ばれていたのか・学校の名前・故郷 の山や川

 

 

 

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・遠足・運動会・今はできないけれども得意だった趣味等・元気なときに出かけた旅行の場所・

 

 

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17.本人が忘れていた事を思い出すきっかけを提供すると、自ら能動的に語り出す場面が多くあります。

 

 

語った後には、のどが渇きましたね・・・お茶でも飲みましょう・・と共に飲むことができます。

 

 

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水分取らなきゃだめだよ!と言う介護からは不満と反発しか現れず、記憶は忘れても嫌いな人の顔と感情は必ず残ります。

 

 

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言葉は生かして、自分がかけてほしい言葉を提供しましょう。

 

 

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  ・私達、介護者の工夫が上手く伝えられない認知症の人の人生に潤いを与えることを忘れてはならないことです。

 

 

 

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18.日中の充実した時間の提供は、夜の安眠を誘いコールの減少や夜間起床時でも温かい介護者のことばかけにより再度の深い眠りにつくことができます。

 

 

 

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手間がかかるように見えても、日頃の細かな配慮が利用者様の人生の最終章を安全に安眠に豊かな心のやすらぎの場となって提供ができるのです。

 

 

 

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20.虐待防止は、夜の人員増しだけではなく、日中の充実した時間の提供が一番であることも忘れてはならないことだと思います。

 

 

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昨日も、北見地域グループホーム有志において虐待についての勉強会がありましたが、頑張っているリーダー・スタッフ・管理者がたくさんいました。互いにこの時代に、介護を支えて入る場にいることを誇りに思い、学習した内容を皆さんに、伝達していきましょう。

 

 

 

 

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注意

食欲もなく頑固な便秘時は、他の病気が潜んでいる場合もあります。早期受診をお勧めいたします。宜しくお願いします。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

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