1冊の本は人生の道標
朝刊の旭川を題材とした新聞コラムから、
30代の頃の精神的にダウンしていた当時の思いが走馬灯のように一瞬にして蘇った。
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記憶の糸は、このように引き出していくのかと、
人間の脳の不思議さと共に、
三浦綾子氏の著書から生きる勇気を与えていただいた若かりし頃の思いが交錯した。
数年後に訪ねた三浦綾子文学館は閑静なたたずまいの中にあり、
落ち込んだ当時の自分も丸ごと包み込むように優しくお招きをいただいたような思いに浸ることができた。
当時ダメージから少しずつ上がり始めた頃、
ボランティアの「北見お話のろうそくの会」へ入会し、
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主婦から少しずつ社会参加の場面へのきっかけとなり
「あの場面から新たな人生の転機を迎えたんだなー」と、
改めてあらゆる人への感謝の思いが本日の新聞コラムから思い出ることができた。