“小さな地域ならでは”の希望すること
数年ぶりに我が町内の新年会に出席させていただいた。
当時元気に学区の行事に参加していた親達もゆったりとした顔つきとなり、
町内会の会長決めでは、
毎年決まらず譲り合うご近所同士が、気まずい関係になった場面も以前は見られたが、
町内会の発足からご活躍いただいたFさんに再度お願いする場面となった。
自分等も「できる時には」とさせていただいたお蔭で
今は「忙しいからね」と言葉をかけていただけることに感謝しながらも
「介護相談の時には、ぜひいつでもお電話ください」との、
我が町内での自分ができる役割と
「高齢者110番の家」の説明やステッカーのお願いを
させていただき、
”ジョークと笑い、手短な相談あり”で、
心の広い町内会の皆さんのお蔭で有意義な時間を頂戴したが、
F会長の「この町内の公園にプレハブがあったらなー。
そこに町内の人が集うことができるんだ。
住民センターで行っても全く人が集まらないんだ!」と言う、
小さな地域の塊を意識する顔の見える関係を求めていることを理解することができた。
工事現場で使用しなくなったプレハブの再生や、
行政手腕の貸し出しや補助の実施等、
町内会で支えられる安価な価格での提供や
プライバシーを守りながら数分で集まれる場所の確保が
”予防”の一役へと変化し、
住み慣れた地域で最後まで暮らしたいと願う多くの国民の願いへ通じるのかと、
“その地域ならでは”の大切な教えを我が町内からいただいた。