夜明けの明星の″うた ″
〈 石碑 〉 夜明けの明星の ″うた ″
朝暗いうちに 星明かりを頼りに
どこまでも どこまでも 東にむかって 歩き続けます。
その星のもと 働き者であった父母も
その祖父母も 梅干の入った 二食の弁当を持って
仕事に出かけるのが常でした。
我らの民族日本は はるか古代から代々早起きと
身を粉にしての勤勉によって 造られた誇り高き国です。
私の村からずっと遠く 東の彼方に 多くの人々から
菩薩だと 敬慕されて止まない
心が広く 暖かいお方
早起きで 黙々とお掃除をして
密かに国造りに 励んでいられる神様が おられます。
この間 そのお方が「複写ハガキ」千十一冊に入ったと そっとおしえて くださいました。
作者 不明