リスク場面のコミュニケーション技術
ご利用者の介護サービス希望を中断する場面では、
ご利用者の尊厳に基づきながら心配りの働きを届けることが必要ですね。
今の時期には、
特に在宅では嘔気や発熱などの体力のない高齢の方のデイ・小規模等での迎えの場面や
体調を崩された場面での時間より早期に送る場面などでは、
どのように対応しどのように納得していただくかを考えることが大事なことであり、
日頃からのキーパーソン不在時の連携構築が重要となります。
どのような身体の不都合な場面であっても
ご利用者に精神的不快感が無いかをアセスメントすることが必要であり、
一度の嫌な体験から次回のサービスが支援できなくなり、
大きく考えると介護サービス全体の拒否となる場面が生じてきます。
心のこもったコミュニケーション技術と事前の緊急ネットワーク構築から、
目の前で体調を崩されている人が
「そこまで考えてくれてありがとう」と
リスクからポジティブな互いの関係が深まる場面となりますね。