雪が与える心的作用とスプリンクラー
しんしんと降る雪、
殴りつけるように降る雪、
雪の降り方一つでご利用者は表情に変化が見られ、
「雪降ってきたよー・・・」と冬一番の雪を笑顔で迎える表情から
「あー大変だー!家がつぶれてしまう!!」
と、今は無い40年以上も昔の家を心配される場面など、
ダメージを与える雪となるが、
なるべく太陽の光を窓越しに浴びていただくことや、
四季の移り変わりを感じていただく為にカーテンをオープンにしているが、
熟練したスタッフ等は、
雪の降り方に合わせ早めのカーテンを閉じる行為から、
穏やかな環境を導いている。
たった1枚の防火用のレースのカーテンは、
光は射すが外が見えず防火用ならではの思わぬ効果を上げている。
しかし、先日の地震では
火の元はないが、
本屋さんのスプリンクラーの誤作動場面がTVから映し出されていた。
ふと、もし現場であればと、
嫌でも地震と天井からの突然の水の恐怖で驚くご利用者の姿が浮かんでくる。
火災時には大きな命の支えとなるスプリンクラーであるが、
誤作動から二次的な事故が起きないように
両面の考えを忍ばせておくことも必要かと防火カーテンから考える時間となった。