縦横の一体化した働き
昨日は、北見から女満別空港までの距離ですが2時間30分かかりました。
途中、今まで体験したことのないような暴風雪の痕跡で、
いたるところに視界を失い衝突したと思われる車や脱輪した車が乗り捨てられて、
空港へのバイパスも遮断され夜の8時近くでも、まだストップしていました。
多くの人が亡くなりました。
北海道に住む我々でさえも体験したことの無い暴風雪でした。
「助けてほしい」と連絡をしていた状況もわかってきましたが、
どうすることもできなかったようです。
興部も、二次的な事故を防止する為にも早い時期に中止を伝えさせていただきましたが、
空港までの国道渋滞も理由がわからず互いに「なんで、どうして、事故」と
車同士の会話や車から降りて歩き出す方、
また、急に方向転換をされる車等、危険な状態でもありました。
網走への通行止め情報も知らない方が多くおりました。
数十年前には、もっと道路沿いに木が立ちこめ道路を守っていたようにも思います。
伐採後の植樹の継続は、防風林にもなり北海道観光にも大きな力となっていたはずです。
命を守る為に、
誰もが理解できる早期のわかりやすい情報把握方法の必要と、
昨日も、これでもかと吹く地吹雪が前をさえぎる状況から、
デイサービスの送迎マニュアル修正や
天候からの交代スタッフの例外勤務を視野に入れた安全基準が必要だと判断しました。
お亡くなりになった方の死を無駄にしないためにも、
痛みを忘れないうちに縦横を一体化した多くの人々の働きが必要と感じる一日でした。