外出から、家族を支えていた多くの記憶を呼び起こしました。
外出は、おおがかりでなくても、
体調を見ながら1週間を割り当てたこまめな外出ならできますね。
屋外では気分も開放的になり、
その人ならではの言葉が次々とお聞きする場面もあります。
その場だけの限定的な言葉は宝となり、
世代の違う介護者と、ご本人との距離がより近づき、
その人の人生を丸ごと受け入れるチャンスとなります。
★ 現場より ★
午前より日差しが暖かく外出日和だったため、
春を感じて頂く為にゆっくりと散歩してきました。
ホーム内での訓練も効果を上げたのか骨折で入院していたのが嘘のように、
屋外での歩行もスムーズで、草木を見ながら「だいぶ雪溶けたんだね」
「今日はあったかいわ」などポジティブな会話が沢山生まれました。
回想法では、農家時代の話になり「昔は、畑と水田やってたんだ」
「雨の日は水田で草取りしてたよ」
外出から普段とは違う表情と言葉をいただく事ができました。
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