行方不明から安全に戻れる事を願う会総会
昨夜は「行方不明から安全に戻れる事を願う会」の総会がありました。
季節はずれの雪が降り込む中でありましたが、
総会前には当会の監査でもある
玉越病院医療ソーシャルワーカーの岩間さんから
「受診時の連携の在り方」等について
わかりやすく、話をいただくことができました。
玉越病院は精神科ばかりではなく心療内科も始まり、
介護支援専門員等にとってもご本人や、
ご家族に受診を勧めやすいきっかけとなります。
介護現場からの受診時の連係はとても重要で
「受診をしたほうがいいですよ・・」と丸投げをするのではなく、
受診するきっかけは
①いつから、
②どのような症状で、
③ご本人の言葉や
④どのような状態(行動・動作)であるのか、
⑤その状態の多い時間帯や回数はどの程度なのか
⑥食欲や排泄はあるのか、
⑦薬が変更した直後であれば変化も記録に取り
持参するように、その連係が可能なご家族に伝えることや
⑧困難であれば
了解をいただいた事前の連係から
しっかりと内容を伝えることができる安心した受診が整うことができます。
限られた短い時間で講師の岩間さんには大変失礼でしたが、
日頃の受診の在り方を検討する有意義な時間となりました。
総会では、三木会長から
会の運営内容から自分等が目指すべき方向を心を込めて届けていただけました。
今年度の計画は、
北見市内に始まり
端野自治区、
常呂自治区等へもきめ細かく認知症の人の啓発も含め、
認知症高齢者等の行方不明時の対応の仕方や
相談・連係による在宅介護者の側面からの支援、
そして、捜索模擬訓練など
自分等ができることを今年も地道に継続していく計画となりました。
会員登録をされている女性の市議会議員さんも来て頂き
熱心にメモを取られ、
現場で起きている情報を取得し学びを活かそうとする姿勢に教えられる思いがします。
修了後は宴会取締役のYさんが、皆さんを楽しく盛り上げていただけました。
一人ひとりの意気込みは束となり、大きな結束となりました。