会話にはメールでは伝わらない心情の交流がある
話し合いは、
それまで互いにもっていた物事への考え方の違いを知る場面であったり
立場が違う相手の苦悩を知る場面であるなど
互いの距離を縮めその繰り返しから信頼が生まれていくようにも思えてくる。
それは、
ご利用者のご家族であっても同様で
利用時における体調の変化と今後の対応の話し合いの場から、
キーパーソンである遠方のご家族は
「老いている親といつかは別れなければならないのか」と
生を受けたからには逃れられない死を間接的に感じとる瞬間となる。
誰もが通る道であるのだが
誰もが自分とは遠くの出来事に感じてしまう最後の瞬間である。
会話にはメールからは得られない
言葉からの間合い
テンポ
イントネーションなど
そのときの心情が互いに伝わってくる。
体調の変化からの対応と報告・相談等の
会話の繰り返しは、
その瞬間が訪れても互いに慌てず騒がず落ち着いて
共に感謝をしながら別れる心構えを築いているのかと
深い時間を授けていただいた。
ありがたい・・・