未知の世界だからこそ助けて欲しいと訴える勇気
昨日は札幌にてレビー小体型認知症の家族の会へ参加させていただいた。
認知症と言う病気は昔からあったが、
人が長生きができる時代となり、
可愛い可愛いと育った子が親を介抱し
赤子のような睡眠リズムの不規則から夜も昼もぐっすりと寝る場面や
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初めて食べ物を口に入れる
食べはじめの子供と同じような食の形態の食事や、
転ばないようにと手をつなぎバランスをとりながら共に歩く姿は、
まるで、凝縮した人生の営みをこの世で体験させていただく場面となり、
親への孝行の有り様を教えられているようにさえも思われてくる。
しかし、過去の厳格にまでしっかりしていた親の姿を思うと
「認めるまでに時間がかかることもあたりまえ」と
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空洞をつくりその空洞を埋め合わせする支援の取り入れは
子供らの生き抜くコツとなり、
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幼い子供等が地域の人々に育てられたように
老いて地域の人々やプロの手を借りることも自然のように思えてくる。
高齢化するスピードの時代の余波を
最小限度に留めようとする大人になった子供や地域の働きは、
誰もが体験していない時代へ突入したことへの挑戦であり、
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未知の世界だからこそ
お役所でなくても誰にでも「助けて欲しい」と訴える勇気が最も大事と思われる。