非日常的な空間と場での地域交流から得られたもの

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〜大正琴演奏会〜

 

大正琴コンサートに出場するスタッフは何日も前から

「ドキドキする、緊張する」と発表会にかける期待感と

失敗しないようにと思う感情が交差しておりましたが、

ホームの暮らしには、そのような感情も時として必要な場面があります。

 

 

 

 

 

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その感情が、ご利用者と互いに高まり合ったかのように、

アルツハイマーが進行しご家族の顔が理解できなくなっても、

山や町の景色時には見られなかった

演奏の音色や大きな会場での人々の交流から

 

 

 

 

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病気発症から約9年を過ぎても

積極的に暮らしていた元の感情が引き寄せられ

感動の涙を見せていただけました。

 

 

 

 

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常磐大学の金藤 ふゆ子さんの

「子供における地域活動,及び社会教育活動の有効性」に

そうだ・・そうだと、納得させていただきましたが、

 

 

 

 

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高齢になっても、その力は残されており

人として互いに影響を出し合うポジティブな要素が地域の活動の中から

多く見られる場面があります。

 

 

 

 

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病気の進行から勘案した提供時間等の事前の配慮から、

記憶は忘れても

「やっぱり感情は残されている」とスタッフも感動の場面に立会い、

知識だけでは得られない生きた学びを得ることができました。

 

 

 

 

 

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★★現場より★★

 

 

本日は 大正琴のコンサートへ 利用者様と行ってきました。

ホームのスタッフも出演するので楽しみにしておりました。

演奏が始まると利用者様の知っている曲も多く皆様聞き入って
おられました。

演奏は とても素晴らしく 大きな音色と一生懸命演奏する姿が

心に響いたのでしょう。

日常の生活では見られなかった感激の涙の場面となりました。

私も利用者様と素敵な時間を過ごすことが出来ました。

ありがとうございました。

グループホーム瀬口