多くの喪失感からの喜びの涙
(グループホーム)
昨日の昼食時、運動会メニューを召し上がっている途中、
Tさんがお膳を持って、お部屋に戻るところでしたので、
「お部屋で召し上がるんですね。冷房で足下がスースーしましたか?」と
うかがったところ、
(デイサービス エーデルワイス)
「こんなにしてもらって、嬉しくて、みんなの前で泣いてしまいそうになるから」と、
お部屋に入るなり涙ぐんでおられました。
ほかの利用者さんも、歓声をあげてくださいましたが、
こんなにも喜んで下さるとは、思っていませんでした。
もっと、細かく、色々なことに、敏感にならないといけない、と思った一日でした。
♪
グループホーム 入社3ヶ月スタッフからのメールより
自分達には、あたりまえの運動会でも、
夫を亡くし、娘達が巣立ち
数々の喪失感を味わい
想い出のつまる自宅を離れて暮らす辛さは
当の本人でなければ理解ができない寂しさであります。
♪
心からの料理、
やさしいことば、
ご本人にとったらこれ以上の喜びは無いような幸せの気分に達したのでしょう。
(デイサービス五号館)
認知症になっても豊かに感情は残りますね。
自分の判断からの行動が難しくなった認知症の人へ、
幸せを運ばせていただき喜んでいただいたことは、
大きな功徳をいただき大事な子供さんへ幸せの貯金をいただたことでしょう。
ありがとう!