昨日のフォーラムから
北見認知症フォーラム
シンポジウム「認知症になっても安心して暮らせる町づくり〜現状と対策を考える〜」
それぞれの専門職からの発表に始まり、
参加している人々からもご意見を賜ると
○服薬が二重になっているが本人は理解していない、
○訪問看護からの介護者への何気ない認める言葉は意欲へと変わる事、
○地域の認知症相談ができる場所の確保等・・・・
パネリスト終了後には
参加者のOTからの発表後の『教えてほしいんですけど・・』と、
そこには、認知症の人にかかわらせていただく真摯な姿があり、
年齢的にも
「先にいただいた知識を伝授することが大切なのだろう」と
一瞬「育てる」という思いが過ぎる。
医師も含めて真摯な姿と共に悩み考える時間。
薬剤師からの「自分等も仲間にはいりますよ」という力強いメッセージ、
生まれは違っても縁のあった地域で
「認知症の人が安心して地域で暮らすことができるよう」みんなが考えることで、
認知症で困ってる人等が
自分等のネットワークを強固にしていただけているのだと思えてくる。
地域を育てることは、
医師も
看護も
介護も
ケアマネも
地域包括も
MSWも
薬剤師も
リハビリ専門職も、
開始前の玉越先生の「今日はゆるーく行きます」という言葉に、
軽くふわっとした心持になったように、
「ゆるーい気持ちで地域を育てることなのだ」と
真剣な場面こそコミュニケーション力の大切さを感じさせていただいた。