本間沢窪
昨日出かけた場所で、
いつも実家へ帰省する途中の立て札と同じ名前が掲げられ、
その作品を見せていただく場面と遭遇した。
神経内科医、岩田 誠氏の著書の文章の一節に
『人の脳は新しいものを求める』とあったが、
いつも同じ道であっても、
新たに興味を持つ事で
大脳皮質を働かせていると、いつか「つながる」出来事に、
年が増すごとに、こぼれ落ちていくだけの脳細胞でも、
興味を持つ事で大脳がまさに活性化する。
それは、車を運転中であっても、
また、デパートの品々からの
家庭用品など新たな商品を発見する場であっても
同じ環境の中でも意識を変え
辺りに興味をもつことで心持が違うということは、
やっぱり
「大脳の働きが違ってくるのだ」と
長年の疑問が結びついた気持ちが一層強く
「大脳ばんざーい」と叫びたくなる心境だ!
多くの作品の中から今回は
実用的な焼き物を奥様から購入し、
次は
更に奥まった曲がり角を曲がらずに踏み込んだことの無い道を運転し
萩で修行をされ地元の土を素材に作陶している
ご主人との出会いが楽しみだ。