最後の苦しみを取り除く真の親孝行とは
現場では、
認知症の進行と共に
過去からの解決できていない
課題を抱えたご本人の心の中に寄り添ってみると
認知症と葛藤しながらも
親としてこの世に存在し、
子供等の関係を円満に成し遂げる事ができなかった
心の叫びであるかのように
苦しみがうずき出している様子を感じ取る事ができます。
認知症という病気は、
家族の関係性を悪化させる場面もありますが、
親が最後に求めるものは
お金でもなく
名誉でもなく
いろいろなことがあっても“今”が真に子供等が交流し
「仲が良いなー、良かった良かった」と感じ取った瞬間の出来事が
過去の苦しみを払拭し
自分等から始まった個人集団のまとめのように
親としてはこの上もない幸せであることを認知症の人から教えられます。