互いが心のエネルギーを循環するご利用者との縁
介護事業所においては、目の前の人をどのような人と判断しているだろうか。
陥りやすいのが勝手に「何もできない人」と思い込みやすいことのように思えてくる。
無口で、今と昔の“ときの流れ”を往復されているその人であっても、
力をしっかりと持たれている場面があり、
最後の灯のように消えつつある能力を使わなければ消失してしまうこととなる。
日常のケアの質を高めるためにと、
お身内等にしっかりと説明し情報をいただこうと
現場自ら考え求めた働きからの支援は、
周りの驚きと歓声からご利用者の満面の笑顔と互いの至福の時間をいただける。
★★★~♪~★★★
先生は目の前のご利用者であり、
現場のスタッフは、男性高齢者の「伝説」の語り口の美しさに聞き惚れ
語り手の間の取り方・方言の美しさに魅了した時間をいただいた。
互いが縁のあった者同士は、
相手がどのような立場であっても互いが力を送り合い心のエネルギーを循環することができる。
人を人として見つめることができる事、
人が人として働くことができているかを毎日天から試されているようだ。