撃沈から訪問の続き。
ケアの根底は、
パーソンセンタードケア
☆
・くつろぎ
・自分らしさ
☆ 愛 ☆
・結びつき
・共にあること
・たずさわること
☆
訪問2回目も順調に運び、
前日の笑顔の感情が残っていたようです。
自然と体から湧き上がる笑い、笑顔には不思議な力があります。
またまた興味を引く言葉に笑顔が表出し、言葉にならない言葉で懸命にコミュニケーションをとっていただけました。
ご家族が通訳となり
あたたかい支援を受けながら生活をされていました。
◇
♪
更に翌日の通所見学まで、興味を引く言葉と共に届けることができ、
帰宅時には管理者(男性)とも自ら握手をしていただき、
外まで見送る様子に「まだまだ力が残されている!大丈夫」と実感させていただきました。
見学の日には、
前日の帰宅後の家族様の温かな支援が届き、
迎えの車に乗車していただきました。
いただいていた情報から
見学の場では
少し皆さんと離れた場所で1980年代の曲が出迎えます。
◇
在宅での暮らしに近い状況をセッティングさせていただくと、
「さすがだね・・」とぼそっと一言!
側に寄り添っていると年配の方からの声かけに
頭を下げ、会話の途中では敬意を払い三つ指をついて挨拶をしていただき、
体が丁寧なコミュニケーションを覚えています。
また、若い女性の側では、
一緒に貼り絵や、お雛様つくりに興味をもたれ、
言葉は少なくても居心地の良い時間となり、
高齢の皆さんからも「また、どうぞ来てくださいね」と優しい声かけをいただき
帰宅時には同年代の人が玄関まで見送っていただけました。
世代が同じと言うだけで共通の何かが働いているようです。
年若く認知症になっても力は残されており
ご本人の残された力を知り、
視点をずらさず、
誰もが頷く、
嫌なことは強要せず、
ポイントにあてた支援は、
独りで生まれてきて独りでまた帰るまでの、
人としての人生を尊重するケアに入る事が出来ます。
ご本人からの大きな宝をいただき、
家族様の喜びと感謝が管理者にも深く届いた一日となりました。
皆様の力合わせに心から感謝申しあげます。