認知症の進行と義歯作成の時期
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本日のおやつは手作りのアンパンをご用意させて頂きました。
飲み物は温かい牛乳を提供し
S様から「やっぱパンに牛乳は最高だな、パンもうまいし!」
と笑顔で召し上がって頂く事が出来ました。
介護士 下澗
美味しく食べるには、
噛むことのできる歯が必要ですが、
認知症の進行と共に、新たな義歯はBPSD(認知症行動・心理症状)の原因となる場面もあります。
健康な人でも、1本の義歯でも慣れるまで不快感がありますが、
記憶を忘れる病気の人には、
合うまでの時間は、苦痛のなにものでもありません。
認知症と診断されたら、
口中に義歯を入れることが理解できるうちに作成することも必要です。
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また、義歯を作成するのは、
食事の時ばかりではなく、
最期のお亡くなりになった後の尊厳の為に
話し合いの元、かかりつけ医に作成していただいた場面もあります。