人として生きる最後のチャンス

◆

日本の過去史には

戦国時代や

明治維新

そして

自分等の時代に押し寄せた超高齢社会

それぞれが

大きな都市でも

小さな地域でも

考え

考え

アイデアを出し合い

◇

戦国時代の侍は介護の専門職となり

町の人や村の人々と仲良く紡ぎ

瓦版は新聞となり、

お代官様は

町長や市長となって

「子供や年寄りを大事にすることでーす！」と

あらん限りの声をふりしぼり

重々しく叫ぶと、

どのような意見にも微動だにせず

◇

自分等の超高齢社会をよりよく生きるために

皆がそれぞれに力を出し合っていると

いつしか、

超高齢社会が

超御礼社会となって

誰もが「ありがとう」と礼を言い合う社会が

人として生きる最後のチャンスとして必要に迫られてきたのだろう