人生の最期の場に選んでいただいた冥利につきる
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人生の最終章に寄り添う支援から
先日から通所を休んでいたKさんが老衰でお亡くなりになった。
息子さんの四十九日を終えた翌日に旅立っていった。
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お通夜では、
通所の管理者が
初めて目にする曹洞宗の経本を
やすらかに、
ありがとうの思いを込め
一字一句漏らさぬように、
声を詰まらせながら読み上げていた。
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失語症から興味を引く手づくりの訓練を行い
「笑顔で言葉がでました」とスタッフ等は喜び
下肢筋力低下防止に共に歩き
階段を上り
一心同体の行動から
悲しみは何倍も襲ってくる。
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人は一度は別れなければいけないが、
マニュアルでは届かない
人としての心を支援することは
共に生きる人生の深さが違ってくるのだろう。
Kさんの最期にデイサービス エーデルワイスへ立ち寄っていただき、
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悲しみと共に、
これから先へ向かう大きな力をKさんからいただいた。
合掌