介護保険の隙間を埋めるのは人間愛から。
チームで支える
認知症対応型デイサービスは、認知症専門のデイサービスである。
認知症を患い独居の方でも介護保険のネットワークで支えられ何とか生活が成り立っているケースが存在する。
介護支援専門員が元旦から安否の確認をするのを聞きつけたチームの力が働き、この正月も介護保険の隙間をボランティアで支え暮らしの継続を図ることが出来た。
利用者が、どのような日々を送っているのだろうと思うと、居ても立ってもいられず自分が行動した方が早いという人間愛からである。
孤立した認知症高齢者がゴミの分別が出来ず、在宅でゴミに囲まれながら亡くなったケースがあるという。
暮れのテレビ放映からも軽度認知症なのか?と思われる方にコメントをいただいている場面と遭遇した。
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常識的にも高齢で年長になると、あれも、これもは言語を組み立てられ無い場面が出てくる事が多い。
画面からは困惑した表情が浮かび上がり胸が締め付けられる思いがしたが、
いかに高齢者を知らない若者が多いことなのかと思い知らされた。
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認知症であっても周りの人々が早めに察知し適切な対応次第で本人のプライドは尊重される。失敗からの痛い思いは脳細胞のダメージへとつながる場面が多いという。
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まだまだ、認知症のサポーター養成は必要な状況である。
今朝の北海道新聞によると、高齢者の孤立を防ぐための住民交流会を札幌の地区民生委員協議会会長が率先して企画を行いゲームや大学生の弾き語りを行ったという。
良いことをするのに誰に遠慮もいらず、気がついた人、その時出来る人が率先して行うことが一番の「住みやすい町つくり」となると思う。
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エーデルワイスがお世話になっている町内会では青年部や婦人部が積極的に高齢者との交流を図り、連合町内会では緊急時に備え高齢世帯の把握に努めている。
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共にこれから自分が行く道であり、住みやすい地域つくりは今から自分の為にする種まきである。