卒業後、目覚ましい進歩の3か月実感の場に同席
先日、今春卒業し当社へ就職した学校の先生がわざわざ会社訪問に来ていただいた。
どの高校でもあるわけではないが、
昔からの伝統を守り続けているのだろう。
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(五号館)
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〇君は、仕事に向かう姿勢は実直で
自らの笑顔を引き出すのに苦労をしている様子であったが、
先生との関係は、とても良好で、
まるで懐かしい友人に会ったように、
口下手でコミュニケーションが苦手というO君が
冗舌な口調で笑顔まで飛びだしている。
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(Ⅲ号館)
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こちらも驚きであり、
先生との会話も終了し〇君との個別の会話をしていただこうと席を立とうとすると、
〇君は「施設長、僕は間違えて変なことを言うと困りますから側にいてください」と言うのである。
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(Ⅲ号館)
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自分は「悩みなど何でも話していいんだよ」と言うスタイルであったが、
この〇君の言葉に、
一瞬にして自分は祖父母のような気持で「あらーいいのかい」と
半面嬉しく同席をさせていただいた。
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(エーデルワイス)
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ここからが、またまた驚きである。
〇君は卒業した先の先生を心配し、
ボランティア部の継続を案じ、
会話の中には、
「施設長、ボランティア部にこちらにも来ていただけるようにしてはもらえませんか」と、
先輩からの依頼が飛び出し、
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「認知症の人の行方不明者の捜索時には僕も出たいんですけれど」と、
“仕事と車の免許取得に時間を追われている〇君”と思っていたが、
ボランティア精神を養った〇君は、いろいろ考えが深まる時間だったようだ。
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また後輩への福祉への言葉など、
先生との交流の中から新鮮な〇君を垣間見ることができた。
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先生から「いやーたった3ヵ月だがすごい成長だなー」と驚きと喜びの入り混じった声をお聞きした。
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とても新鮮な時間であり、
このような交流が隣の人や近所の人々と復活すると
母親のように少々口うるさいけれど
安心・安全な町になるのだろうなーと
前日の意見交換会からの想いが絡み合う新鮮な時間をいただいた。
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〇君の成長に比べると、
3か月前と今の自分では、まるで進歩は見られていない。
町が変わり、人の暮らしも変わり、自分等も変わることが必要なことを〇君から学ばせていただいた。
ありがたい・・