共に生きる時間は共に幸せにならなければ。

認知症が進行すると、食事拒否が強く表出してくる場面があります。

また、味覚も失われている場面も多く、

そのような場面では、甘味の強いものを提供すると召し上がっていただける事があります。

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(味は一流!?)

また、食事がすすまないと、水分もとれませんが

アイスクリームと横に氷の入った水を置いておくと、

アイスクリーム摂取後にみずからゴクゴクと飲んでいただけることもあります。

これは、アイスクリームの甘味から健康な人でも水が欲しくなります。

そのように特別ではなく

自分等からの日頃の状態を考え支援することも穏やかな一日となり、

体に勢いが戻るきっかけとなります。

ケアは、特別なことではなく

自分等が日頃、望んでいることをケアの現場に活かせることだと考えます。

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(栗から秋を感じる)

上手く伝える事が難しい認知症ケアをマスターすると、

誰もが望む心地良い介護の発信ができる事を知ると、

GHや介護現場で励んでいる介護者等は勇気をもつことができますね。

また、昨日は2か月前の見学時には車いすだった方が、

シンフォニー(サービス付高齢者住宅)の入居希望が

目標となり、

自ら運転をされ二本の杖を使用し

ご家族等と居室にベッドが運びこまれました。

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希望は、生きる力となり身体機能の改善まで遡ることができるのですね。

人には限りない力が蓄えられていることを教えられます。

また、ご縁がありました人生の先輩が増えご指導を頂けそうです。