第4回 北見認知症フォーラム終了と昨日の菊祭り写真等

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昨日は、平成26年度、職場説明会・合同面接が、

北見市社会福祉協議会主催にて黒部ホテルで行われました。

PM2時からは、ビッツアークホテルにおいて、

フォーラムがあり、二つかけもちの忙しい時間となりましたが、

新卒者

社会人の就職希望者ともお話をすることができました。

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その後は、

玉越拓磨先生を座長とするシンポジュウムです。

9名のシンポジストからの発表後は、

道東脳神経外科病院の院長

木村 輝樹先生からの「認知症の早期治療と療養における地域連携」について

お話がありました。

とくに400万人と言われているMCI(軽度認知症)では、

●主観的なもの忘れの訴え

●年齢に対し記憶力が低下

●日常生活動作は正常

●全般的な認知機能は正常

●認知症は認めない

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※ 認知症の初期症状 ※

●軽い病気やけがから、≪何もしない、横になる≫

することがない。

※アパシー※

・情動反応の鈍化

・無関心

・社会参加が疎遠

・やろうと言う「始動減少」

・興味の減少

※上記と廃用症候群と結びつく ※

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精神機能低下(意欲の低下)

体力低下

起立性貧血等

認知症の初期兆候を防ぐ意味でも

早期受診・早期治療が必要です。

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自分は「グループホームのケアの取り組みと課題」についてお話をさせていただきました。

参加者は、遠くは斜里や美幌からも参加されておりました。

また、直接業務でかかわっている先生等の話を訪問介護の方や

介護支援専門員、

地域住民、グループホームの関係者等のご参加もあり、

日常の薬の1カ所への依頼から服薬が二重になることを防ぐことや、

施設や事業所からの服薬の相談などが参加者からも報告されておりました。

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今回のフォーラムでは、

前回のシンポジストからの課題が改善された報告や、

長尾氏から、行政の「第6期介護保険事業計画(H27~29年度)

策定中から

認知症施策の推進が報告されました。

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・認知症初期集中支援チームの設置(H30年4月から全ての市町村)

認知症サポート医の必要性

・認知症地域支援推進員の設置(H30年4月から全ての市町村)

・認知症ケア向上推進事業の実施

・若年認知症施策の実施

・市民後見人の育成、支援組織の体制整備(養成開始、後見支援センター設置H26年)

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北見は10月から成年後見支援センターが立ち上がり、
(高齢者相談支援センター前田氏より報告)

・認知症サポーター養成と認知症の人とその家族への支援等、報告がされました。


北見市の初めての介護保険認定疾患は、

関節疾患が17.9%

認知症疾患15.41%と最近の道内の状況を見ても良く似ていると分析します。

認知症と認定されている方の中で、

ランクⅡ以上の方は、3年に1度の集計結果から

前回2900人から4270人と増している状況です。

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認知症サポーター養成は、高齢者相談支援センターをはじめ、

認知症の人と家族の会の皆さんも積極的に行っております。

平成26年10月23日現在で北見市のオレンジリング登録者は

7045人となりました。

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(北見菊祭り、お花はまだまだ元気ですね)

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今後は、在宅で最期まで住み続ける為に

往診医師の増加や

少人数の若年認知症デイサービスが多くなる国の施策が必要と

現場の人等の意見交換から更に思います。

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また、北見市として、後見支援センターが立ち上がったように、

優先順位も含め、お金が無いなら知恵をだし合う町内会単位の会議が

地域においても必要と思います。

自分等の地域は自分等で先導し後から行政から補助をつけていただくことも

継続性につながる施策だと考えます。

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玉越先生自らマイクを持ち参加者の席まで問いかけることで

現場の困難からシンポジストの意見を引き出すなど実り多い研修会となりました。

ありがとうございました。