在宅介護者の心の肯定と否定は普通です。
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在宅で介護する家族の心には、
献身的介護で満たされる方もおりますが、
多くは
肯定と否定の
両者の心を持つと言います。
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このアンビバレンツな状態は、
血の通った人間である以上、
あたりまえの事と心の片隅に置いておくと
自分を責めるのではなく、
自分の心に余裕を持ているような環境をほんの少しでも持つことで
コントロールができることもあります。
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デイ等の延長介護やショート等を利用し、
自分の為に自分の時間をつくり、
映画や音楽鑑賞に出向くことや
自宅でビデオ鑑賞をする時間など、
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感情の動物である自分をコントロールし、
介護の手抜きはプロに任せる事も必要であり、
施設に入りたくても入れない現実から
どうしたら自分の時間をつくれるのか、
「母さん・父さんに、すまないなー」と思う気持ちは、
相手への愛しみとなり
新鮮な気分から、また在宅介護へ向き合う時間となります。