高卒者、入社半年から心の時間
会社へ入社したご縁
ご利用者には家族の代わりにお世話をさせていただくご縁
一度しかない人生で縁があった人々
入社半年の月日の経過から
個々の自分と向き合い
これからの自分を振い立つ為に、
何でも会話できる関係を構築する一歩を築かせていただく。
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「そうだったのか!」
6か月の経過と、
6名と言う人数の少なさも幸いし、
入社当時には知り得なかった大事な話や
悩みながらも必死に頑張ろうとしている日頃の悩みの深さを知り、
「守らなければ・・・」
仕事以外の出来事にもこの子等を守ろうと、
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19歳の悩みを聴きながら、
ご利用者の90代の悩みにもふれさせていただき、
共に生きる事は、
悩みは限りなく影のように後からついてくることを伝えると
澄んだ瞳で話に吸い付くように聞いていただける。
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人それぞれに生まれ持った宿命と逃げることなく
立ち向かうことで
一段ずつ階段を上がるように心も寛容になり、
やがては家庭を持ち母となり子を育てていくのだろう。
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遠軽の家庭学校礼拝堂に掲げられていた、
「難 有」
「有難う」の言葉を想いだしてごらんと伝えると、
「あっ!」と・・。
「困難は有難いんだね」・・の言葉に素直に深く頷いていただいた。
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家庭を守る大人の責任
職場の人を守る経営者の責任
国民を守る国の責任
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この責任を全うすることは人としての基本に戻ることなのだろう。
未熟な自分に課せられている責任を今一度噛みしめる時間となった。
有難い。