切磋琢磨
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お茶の入れ方、出し方は作法を重んじると難しいものであるが、
先日のU君がお客様へ差し出したお茶には
不作法ながらも、
とても心がこもっていたように感じ
湧き上がる喜びの感情を抑えながらの接客となった。
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U君は、入社1年を過ぎ2年目に突入しているが、
今一度、
同じ法人内であるが、元の勤務場所を離れ新しい勤務地で見習いをしている最中である。
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職場では、
指導をする者も、受ける側も互いに汗する場面であるが、
現場で相手に理解できるようにその場に応じた指導をする立場の者が、
一番大変なように見受けられる。
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先日、訪問させていただいたある会社で
頬がげっそりとなった女性幹部の変貌に驚いた。
多くも語らず、こちらも知るのは失礼と聞くことはしなかったが、
指導する立場の苦しさを垣間見た気がした。
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とくに新卒を受けるには、
社会的責任を伴い、
本人・親・現場管理者と
職場だけに通用するのではなく、
社会人としての基礎を
互に磨き合いながら共に成長することを課せられているように思われる。
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ある父親は、
話し合いの中で「そこまで考えていただけるのですか」と
驚きの表情と共に愛情を注いでいる娘さんへの思いを
垣間見る事が出来たが、
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育てる方向を同じ羅針盤に置き換える事で
今、その結果が若い管理者等の成長と共に
新卒者の成果がでていることを嬉しく、
男性U君のギコチナイ言葉と動作はロボットのようであったが、
お客様には申し訳ないと思いながらも、
何とも嬉しさの漂うお茶であった。
頑張れ!!