季節のリハビリ道具

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ホオズキ

色は心地良い朱色で

わくわくするような

小さなホオズキを、

そっともんでやわらかくし、

皮を破らないように細心の注意をはらい

笛のように音が鳴るようにするには、

集中力と巧緻動作が必要です。

ホオズキを手にすると多くのご利用者は、

笑顔で遠い昔の記憶を引きだし

持ち備えている能力をスタッフに教えていただき

積極的に取り組む能動的介護となります。

介護させていただくスタッフは黒子の役割です。

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〜現場より〜

『小さいころは遊ぶものが何もなかったから

ホオズキの中身取って鳴らして遊んだんだよ』と

スタッフに教えて下さいました。

こうやるんだよ』と

スタッフと共に取り組まれておりました。

『ひ孫に見せたいから少しもらっていいかい?

今の子は見たことないと思うんだ』と

優しい表情でおっしゃっており、持ち帰って頂きました。

五号館