教育論から
(五号館デイサービス)
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『褒めて育てる』でダメになった日本の若者
という、東洋経済の記事の情報が
『いやー面白いわ』と、
ある人からコメント付きで届いた。
これまでの教育論を覆すものであり、
確かに
人間の成長は、
自らの痛い経験から嫌でもふりかえり
「二度とあの思いはしたくない」という
身にしみた体験から、
『どのようにすればよかったのか』という、
自分自身ならではの回答を得られるチャンスである。
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(グループホーム)
☆
『まーがんばりなさい」だけの
抽象的な指導や、
また、
ただ怒るだけの感情指導も、
相手に目的が届かず
興奮した状態だけが先走りしてしまい、
指導される人は
相手の興奮を抑えようと
怒りに対し
「すいません、すいません」と頭を下げるが、
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まだ20歳に満たない若者に
『なぜ、そうなったのか考えてごらん』と、
相手の目線と同じく
話し合うと
時には
自分が行った行動に気付き
泣き出す場面もあるが
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その後の仕事への取り組みは
とても驚くほど大きく違い
その職場全体の意識も上がってくる。
まさに『失敗は成功のもと』となるのであり、
失敗した場面はチャンスととらえることなるのだろう。
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(シンフォニー1月誕生会)
★
まだまだ自分は発展途上であり、
純粋な心をご利用者から教えられたり、
親孝行に来所するご家族から学ぶことが多いが
自らの体験と多くの失敗から得たものも多いと思えてくる。
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人を人として扱うこととは
ただの任せっぱなしではない
「ここぞ」と思う場面の
共に汗する時間が必要だ。