犯罪と認知症
認知症の受刑者が多くなっているというが、
長期の受刑中に認知症を発症した人もいるだろうが、
認知症という病気があったから
犯罪を犯したのか・・?
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認知症は、
忘れる病気が一般的であるが、
認知症の初期には
記憶もあり
目的地にも着き
計算能力もしっかりあるが、
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信号を赤でも無視することや
スーパーでは、
欲求を押さえられず盗みに働いたり
物事への抑制する力が失っていく認知症の病気も存在する。
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進行と共にコミュニケーションは得意ではなくなる方も多く、
人を寄せ付けない雰囲気をだすこともあるが、
そのような病気から
コミュニケーションの不得意な人の
変化(非社会的行動)を把握した場面から、
周りの人々の早めの気付きと医療との連携があると
犯罪を抑制することにもなり、
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病気だった人が、
この上に
犯罪者というレッテルをはられてしまうと
手を差し伸べる家族は
今以上に少なくなるだろう。
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地域の働きは、
病気のその人から始まっていた
『人とのつながりを維持できるか否かの大事な分岐点であるのだな』と考える。
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優しさで対応すると病気の人の体に安心が充満し、
冷たい目線は怒りに変わる。
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☆☆
警察の人々も
認知症サポーター養成など、
認知症を学ぶ時代となり頭が下がるが
犯罪者の中には
認知症という病気が犯罪を誘発させた人もいるのだということも
高齢の受刑者の多発から
頭の片隅においていただきたいと思えてくる。