北海道
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災害時、遠方の地にいて思ったことがある。
地元が災害にあっても
当然であるのだが地元のような報道が少なく
ネットで検索し、
やっとそれらしい写真を発見し見入ったが、
災害時、地元を離れ初めてよその国にいるような気がした.
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この感情は孤立感にも近く、
大まかな報道があっても
視たいのは現地であり、
写真であり、
過去に現場へ行き災難に遭遇した人もいるが
その気持ちもわからないわけではない。
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個人の尺度で個人の判断をするものが多くあるからだろう。
しかし、命を落としては何もならず、
じっと我慢であり、
北見へ戻り後は、すぐ車を飛ばし事業所に近いと思われる川を
遠巻きに見にいったが、
峠の情報が時間差で写真にあるように、
氾濫危険が増す場所等は、
今後そのような災害用のカメラの設置も必要なのかと
思えてくる。
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★
孤立感から
東北や、
熊本、沖縄の人の苦しみも
理解しましたという言葉は軽薄であり、
災害から、申しわけないが少しだけ痛みの理解を得たような気がする。
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・・・・・・
一年をかけ
米や野菜、果物を精魂込め子供のように育てて来た人等にとっては
災害からの痛手は大きな喪失感が襲ってくる。
☆
喪失感から
やるきを無くし
田畑を手放さなければ良いと思うが、
その反動は
懸命に力を注いだ人々にこそ強くふりかかり、
傷を得た農家の人々等の一日も早い救済と、
◆
寸断された道路の回復、
列車の平常運転、
広い北海道の路線の確保、
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人口減少と
生き残る地区が災害から加速している感情もわき上がるが、
ここで踏ん張るのが道産子だ。!
◆
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負けずに
あきらめずに
我慢をするばかりではなく、
いじめられた子供が
勇気をもって大きな声で叫ぶように、
叫ぶ勇気も必要だ!