北海道

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災害時、遠方の地にいて思ったことがある。

地元が災害にあっても

当然であるのだが地元のような報道が少なく

ネットで検索し、

やっとそれらしい写真を発見し見入ったが、

災害時、地元を離れ初めてよその国にいるような気がした.

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この感情は孤立感にも近く、

大まかな報道があっても

視たいのは現地であり、

写真であり、

過去に現場へ行き災難に遭遇した人もいるが

その気持ちもわからないわけではない。

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個人の尺度で個人の判断をするものが多くあるからだろう。

しかし、命を落としては何もならず、

じっと我慢であり、

北見へ戻り後は、すぐ車を飛ばし事業所に近いと思われる川を

遠巻きに見にいったが、

峠の情報が時間差で写真にあるように、

氾濫危険が増す場所等は、

今後そのような災害用のカメラの設置も必要なのかと

思えてくる。

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孤立感から

東北や、

熊本、沖縄の人の苦しみも

理解しましたという言葉は軽薄であり、

災害から、申しわけないが少しだけ痛みの理解を得たような気がする。

・・・・・・

一年をかけ

米や野菜、果物を精魂込め子供のように育てて来た人等にとっては

災害からの痛手は大きな喪失感が襲ってくる。

喪失感から

やるきを無くし

田畑を手放さなければ良いと思うが、

その反動は

懸命に力を注いだ人々にこそ強くふりかかり、

傷を得た農家の人々等の一日も早い救済と、

寸断された道路の回復、

列車の平常運転、

広い北海道の路線の確保、

人口減少と

生き残る地区が災害から加速している感情もわき上がるが、

ここで踏ん張るのが道産子だ。!

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負けずに

あきらめずに

我慢をするばかりではなく、

いじめられた子供が

勇気をもって大きな声で叫ぶように、

叫ぶ勇気も必要だ!