昨日の火災緊急会議から
・消防と役場が一つとなり、施設訓練に煙【無害】を入れ実際に火災現場の再現を行い役場が地域住民に火災時の救助に依頼をしている地域、
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・今まで運営推進会議の開催の要請はあっても細かな指導がなかった運営推進会議の在り方に細かく指導が入っている市、
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・その運営推進会議へ市町村の職員が参加のある地域と人口の多い市による不参加状況、
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・進んで参加していただける警察の派出所、消防署の地域、
また日当を要求する民生委員等、北海道と言っても考え方の相違が今回の火災から見えないものがすべて見えてくる状況となりました。
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札幌の火災では、消防計画が出されていないと思われていましたが札幌市に提出されていました。
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今日の北海道新聞では、ご利用者がストーブの上に洗濯物を置いた・・・と救急隊に運ばれるときに夜勤の女性が伝えていたことが記載されておりました。
認知症という病気は、突然物語の世界に入ることがあります。もし、ストーブの上に洗濯物を置いたのであれば、何かを思ってのことなのでしょう。それは洗濯物ではなくて、他の物でもありうることです。
十分に注意を払い病気の人を責めることのないように安全対策の徹底を図らなければなりません。
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自分たちの毎日の「防火安全確認チエック」の大事さ、
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民家改修が悪いのでもなく暖炉をつけ、まきを焚き心の安定を図っているホームの考え、
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優先するのは何であるのか、
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一つの災いから全て同じ方向になるのであれば大型施設の箱型の空間になることでしょう。
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また、社会福祉法人・NPO・医療法人・株式会社・有限会社と税制が違い、働く人々の給与が変わってきて当然であること、
施設利用請求の一元化がないばかりに、GHから特養へ入居変更する利用者、
GH入居している妻に毎日「おっかあ・・・元気か・・・」と電話をかけてくる80代の夫、
しかし、夫は10万以上の利用料を払うために、自分は米だけを買い求め、おかずはほとんどなく近所の方や施設職員が見かねて面会時におかずを持たせているという悲しい悲しい状況・・・・
施設の職員の言葉に支えられ励まされやっと生きている夫・・・
それが現実であるのです。
福祉の世界に悲しい格差が現れていることを皆さんの現場からも声を出していかなければなりません。
昨日の緊急理事会から、自分たちが何を課せられているのか現実の場面を知る機会を多くいただきました。
2015年、2025年が、まじかに迫り一番大事なものが何なのか、それぞれの関係者が考える場面をいただいたように思います。