昨日の北見塾「エーデルワイス スタッフ人間学の学び」から
昨日は、グループホームにおける札幌の火災からの気づきや、
法令遵守の大事さ、
1787年に生まれた二宮金次郎、後の二宮尊徳の教えから人としての基本を学びました。
生涯を世の人々にささげ、疲弊した600ヶ村以上の農民復興を果たした偉大なる人物であります。
二宮尊徳の教えは、突入したばかりの超高齢社会にも通用するものであり、
住民一人ひとりの日々の小さな助け合いが日本の国としての大きな収穫をもたらす事や
自分ができる小さなことを他人の為にと行動を起こす力は、
困窮している当事者には「地獄で仏」のように大きな救済の手がさしのべられたと感じる心に変化するのです。
例えば、
第一段階
・独居高齢者宅のカーテンが閉まっていると「体調が悪いのか、大丈夫なのだろうか」と気にかける心
第二段階
・チャイムを鳴らし「具合が悪いのではないですか、大丈夫ですか」と体全身で心配していることを伝え行動を起こす心、
第三段階
・誰かに連絡したい人はいないかを聞き、何かすることがないのかたずねる心、
第四段階
・体調が悪化していると思われる場合、壁にもしものときの緊急連絡先がないか確認後、(救急車手配)市町村役場・地域包括支援センター等へ働きかける心等、
たくさん上げるときりがないほどあります。
自分から行動を起こす事が小さな徳と成りひいては自分の心を豊かにします。
豊かな心は、豊かな幸せを他に与え、豊かな笑顔となって戻ってきます。
心と心の触れ合いで、誰もが住みやすい地域となり皆が戻ることのできる町となるのですね。
早速、今日から誰かの為に成ることはないかと自分の周りを思いめぐらしてみましょう。