案じるこころ親心
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ご利用体験の○○様、本日は大変喜んで頂けました。
隣に座っていた○様と気が合い、
沢山お話をされておりました。
緊張されていると言っておりましたが
朝の自己紹介後は、
2階の訓練に一緒に参加をされておりました。
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病気の症状から水分をしっかり摂取です。
適度な疲労感をもっていただき
夜の安眠支援をさせていただきました。
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水分補給1100cc、
食欲もあり、
排泄も3回としっかりと確認できました。
午後からは皆様と貼り絵に取り組まれておりました。
帰る時は
「次はいつだい?楽しかった!」と言っておりました。
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機能訓練・認知症予防支援
一般デイサービス華蓮 管理者妻鳥
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認知症対応型専門デイサービスでは、
(エーデルワイス・Ⅲ号館・五号館・オンネナイ原野)
ご家族様の疲労度が高いBPSD
(中核症状からの周辺症状)が
強い場合のご利用体験をご希望の方は、
まず、本人様・ご家族様との別々の面談が必要と考えます。
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認知症専門のデイサービスの場合はより強く、
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1)本人様の心の中はどのようにお考えなのか、
・もしくは、断片的でも発する言葉に意味が多く含まれています。
2)家族様の疲労困憊はどのような部分なのか、
3)既往歴・現病
・身体への不快感(痛み・発熱・新たな病気の発症がないか)
・急激な体重減はないか。
4)服薬状況(処方箋コピー)
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5)夜の睡眠は、
6)排泄状況は、
7)食事・栄養は、
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8)随分前の過去のことであっても
ご本人の中で
過去の解決できていない苦しみを抱き続けていないか。
・また『何もできなくなった。自分は生きてても仕方がない』と、
悲嘆に明け暮れてはいないか。
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9)まだ、本人の中では子供が幼く、
そのようなところでゆっくりする暇がないと思ってはいないか。
10)過去の働き続けてきた中で
日々、心の奥底に抱きながら働き続け、
今も尚、その感情に襲われていることはないか。
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(植えていただいた球根も大きく育っております)
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11)先々の、お金のことを心配していないか。
12)本人が持つ残存能力を知っているか。
13)本人が聞いて嬉しいことば・聞きたくないことばを知ってるか。
14)これまでの介護される人、介護を届ける人との関係性は?
・関係により疲労感がどちらも強く表出される場合があります。
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認知症になっても、親は若い頃の幼い子供を案じ、
子供が50代になり側にいても、
小学生当時の子供が交通事故や危険な場面が蘇り、
『あー子供が大変だー!』と泣き叫び
混乱する場面が生じることもあります。
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親ほど、ありがたいものはなく、
老いても・病気になっても案じるのは多くは子供のことであります。
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また、逆に
早くに母親を亡くした悲しみが襲い、
夜になるとしくしく泣き出し
当時の年齢に戻ることもあります。
ゆっくり話を聞かせていただき、
『寂しかったんだね。苦しかったんだね・・」と受容し、
抱きしめ
背中をゆっくりさすることで
当時の悲しい・辛い気持ちが緩和される場面もあります。
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その瞬間の心が、
いつまでも生き続けていることがあるのです。
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エーデルワイスでは、
ご利用前には、
上記のような視点から分析をさせていただき
微力であっても人生の最終章を穏やかに
過ごしていただきたいと考えます。