『キッズサポーター養成できることになりました!』と・・
行動から実現可能へと!
昨日、随分前に認知症の学びであるリーダー研修の
他施設研修に訪れてくれた、わっさむの鈴木君からの電話である。
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『先生!今度認知症のキッズサポーター養成講座が
小学校でできることになりました。
黙っていてもダメだと思い、学校に呼びかけていたんです!」
嬉しそうに声を弾ませ
『先生の事は報道などで知ってましたから自分もと思っていたんです。
まだ、やりたいことたくさんあるんです』と。
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(グループの朝ごはん) (オンネナイ原野の昼ごはん)
(Ⅲ号館の昼ごはん) (機能訓練華蓮の昼ごはん)
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認知症の実践研修やリーダー研修では、
地域資源の理解や、
ケアへの活用の講義があり、
学んだ自分等が何ができるのか、
カリキュラムの中には認知症の理解と共に
各、講師らから何度も講義の中に重なってくる部分がある。
しっかり、どの視点においても切り離しては考えられない為である。
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また、
受講生等が
自分等の地域の社会資源を考えた末、
浮かんでいるのが
SOSネットワークであるが、
残念ながら
遠慮がちに
『いや、聞いたことはありますが実際には無いんです』と頭を抱えている場面も見受ける。
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《役割から自分でもまだできるんだ!と生きる力を見出す)
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多忙な業務が多い役所関係であるが、
冬の厳しい北海道では、
認知症の進行から目的地にたどり着けず死につながる危険性も高い。
また、SOSネットワークの業務こそ陰に隠れるのではなく
そのような大事な仕事こそ、
『うちもやっているんですよ!!』と
表舞台に堂々と出し、
誰もが理解できる“見える仕事”にするスタイルが大事と思えてくる。
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認知症を患う病気の人等も、
ご家族も
声を出せない人が多く、
そこを、
優しく見えない作業に時間をついやすことができる役所が、
一番、
住民を守る地域にやさしい役所となるのだろう。
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認知症は高齢者のみならず若年でなる方も多く
役所の中にも存在していても不思議ではないのだ。
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(個別のケアから力を発見)
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鈴木君の『五年生全員なんです。毎年行っていただけるんです』という、
純粋な声から
グループホームの理解ある経営者さんや、
余裕の無いカリキュラムの中で、
門を開けていただいた校長先生らに頭が下がる思いである。
ありがたい。