真夜中のTvから凛とする時間へ
サキーナ・ヤクビー
すごい女性がいるものだ。
アフガニスタンで生まれタリバンの脅威の中、
アメリカへ渡り、学び、
再び現地へ戻り
学校をつくり
女性に学びの場を与えている。
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人を殺す事しか学ばなかった銃を構えた若者は、
『自分等はどうしたらよいか』と?。
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その後、
支援者の協力もあり
その若者等にも教育の場を与えることとなる。
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銃を向けていたその若者も、すばらしい教育者となった人や
山岳を守る人になっているという。
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人を殺すことしか知らなかった若者が、
人を守る立場に変っているのだ。
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真の教育のあり方は大事であり、
何を学ぶのかによって人としての歩み方が大きく変化するのだ。
偶然拝見させていただいたTvから何を学ぶのか、
多くのメッセージが、課題のように
サキーナー・ヤクビーさんの語る残影と共に浮かんでくる。
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直接的な戦争の中でなくても、
日常の生活の中においても、
家族を守り、
子供を守り
仕事においても
政治においても
女性の立ち上がり、
いや
人々のまともな立ち上がりは必要であり、
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男性の中においては
一輪の花となる女性の働きは、
花は美しく周りをなごませ
良き香りを漂わせ人をひきつけるものとなるのだが、
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しかし、ここからが力量が問われる試練の道であり、
おごらず、たかぶらず、謙虚に、
つまり、どの場面でも誠心誠意、
心ゆるやかに働かせていただけることに価値観を見出すと、
それ以上のものは必要とはしなくなるとも自分は考えるが、
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その道半ばにおいては、
無我夢中となる自分を戒めることはできず、
後の後悔となる場面もあるが、
失敗の中から生まれ変わるチャンスは、自分の心の有りようにより幾度でも持つことができる。
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自分は自分であり、
他の人ではない。
自分との対話が最も必要なのだろう。
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何事かあると、
人は、
『大変でしたね。』と当事者に言葉を届けるが、
大変とは
大きく変ると書くように
生まれ変わるチャンスと変化することができるのだ。
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サキーナ・ヤクビーさんの働きは、
性別を超えた
無限の愛の働きと考えさせられた。
心が凛とする時間を真夜中にいただいたことに感謝したい。
ありがたい。